数独の種類:キラー・サムライ・対角線ほか
著者:Miguel Arechaga
クラシックな数独をマスターして何か新しいものを探し始めると、バリエーションの世界がまるごと広がっていることに気づきます。どれも基本的な考え方(行・列・ボックスで数字を重複させない)は同じですが、それぞれに独自のルールが加わり、考え方がまったく変わってきます。ここでは代表的なバリエーションを一通り紹介するので、どんなものがあるか、どれを試してみたいか参考にしてください。
対角線数独(Sudoku X)
もっとも理解しやすいバリエーションで、クラシックからの自然な第一歩です。いつものルールに1つだけ加わります。盤面の2本の主対角線にも1から9までの数字を重複なく入れる、というルールです。このちょっとした追加が便利な手がかりを増やしてくれる一方で、通常の数独では気にしない2本のラインにも目を配る必要が出てきます。バリエーションに挑戦してみたいなら、対角線数独が一番のスタート地点です。
キラー数独
キラー数独はおそらく最も有名で、最もハマりやすいバリエーションです。最初から入っている数字はほとんどなく、代わりに盤面が点線で区切られた「ケージ」に分かれていて、それぞれのケージには、そこに含まれるマスの合計を示す小さな数字が付いています。行・列・ボックスでの重複禁止に加えて、同じケージ内でも数字を重複させることはできません。数独のロジックにちょっとした暗算が組み合わさるので、数字好きな人ほどハマってしまいます。
サムライ数独
サムライ数独は見た目からして圧巻です。9×9の盤面が5つ、角を共有しながらX字型に重なり合っています。それぞれの盤面は通常のルールで解いていきますが、共有部分があるため、複数の盤面を同時に意識しながら進める必要があります。長く歯応えがあり、完成させたときの満足感も格別なので、サクッと1局遊ぶよりもじっくり腰を据えて長い挑戦を楽しみたい午後にぴったりです。
Windoku(ハイパー数独)
Windoku(ハイパーとも呼ばれます)は、通常のグリッドとは別に、盤面内にシェーディングで示された3×3のブロックを4つ追加したものです。この4つのグループにも1から9までの数字を重複なく入れる必要があります。制約が増える分、推論できる手がかりも増えるため、見た目の複雑さの割には意外と解きやすく感じられることが多いです。
ジグソー数独(イレギュラー)
このバリエーションでは、おなじみの3×3ブロックがなくなり、代わりにパズルのピースのような不規則な形の領域(それぞれ9マス)に置き換わります。行と列のルールは変わりませんが、いびつな形の領域があることで、盤面の見方がまったく変わってきます。クラシックだけでは物足りなくなってきたときに、新鮮な気持ちで数独を見直せるバリエーションです。
ミニサイズとマキシサイズ
バリエーションの中には、ルールではなくサイズだけが変わるものもあります。4×4や6×6のミニ数独は、ロジックはそのままに一目で全体を見渡せるので、子どもや初心者にぴったりです。反対の極にあるのが16×16のマキシ数独で、数字とアルファベット(0から9、AからF)を使い、集中力が試される途方もない挑戦になります。同じ発想を両極端まで押し広げたものと言えます。
どこから始めればいい?
クラシックな数独から進むなら、まずは対角線数独で追加ルールに慣れ、次に数字が好きならキラー数独、見た目の挑戦を楽しみたいならジグソー数独へ、そしてじっくり長時間遊びたいときのためにサムライ数独やマキシサイズを取っておく、という順番が一番無理がありません。うれしいのは、通常の数独で身につけたことがすべて土台になる点です。消去法や候補を使うテクニックは同じで、変わるのはそれを当てはめる盤面だけです。
バリエーションに挑戦する前に、クラシックをしっかり固めておく価値があります。すべてのバリエーションに共通する「基本言語」だからです。まだ基礎を固めている途中なら、数独の上級テクニックを見直し、MundoSudokuで通常の対局を練習してみましょう。それらが簡単に感じられるようになれば、どのバリエーションへの挑戦もぐっと楽しくなります。
