数独を解くのにかかる時間は?レベル別の目安
著者:Miguel Arechaga
始めたばかりの人が最もよく抱く疑問のひとつが「こんなに時間がかかるのは普通なのか」というものです。答えを先に言うと、ほとんどの場合は普通です。かかる時間はレベルと経験によって大きく変わるからです。とはいえ、目安があれば自分がどのくらいの位置にいるかが分かり、現実的な目標を立てやすくなります。ここではおおよその目安と、何より記録を伸ばすためのポイントを紹介します。
レベル別の平均タイム
以下の数値はあくまで目安で、まったくの初心者でもチャンピオンでもない、ある程度慣れたプレイヤーを想定しています。試験の点数としてではなく、方角を示すコンパスとして受け取ってください。
- 初級:3〜6分。基本的な見渡しだけで解け、候補をメモする必要もありません。
- 中級:6〜12分。ある程度の方法論が必要になり、時にはメモも使います。
- 上級:12〜25分。裸のペアのようなテクニックが必要になる場面が出てきます。
- 最上級:20分から1時間以上。高度な戦略と多くの忍耐が必要になることもあります。
この目安より時間がかかっても、まったく心配はいりません。誰でも最初はこの範囲を大きく超えるものです。スピードは無理に追い求めなくても、練習を重ねるうちに自然と身についてきます。
タイムを左右する要因
同じ数独でも、二人のプレイヤーの間でかかる時間は大きく異なることがありますが、それは知力の差ではなく、いくつかの具体的な要因によるものです。最も大きいのは経験です。熟練したプレイヤーは、初心者が分析に何分もかける配置を一目で見分けます。方法も影響します。順序立てて見渡す人は、あちこち飛び回って見る人よりずっと速く進みます。盤面の実質的な難易度も、ヒントの数以上に重要です。時間を左右するのは、どんなテクニックが必要になるかだからです。そしてもちろん、プレイヤーの状態も関係します。疲れていたり急いでいたりするとミスが増え、そのミスを直すたびに時間を失ってしまいます。
正しくタイムを計る方法
上達したいなら、まず計測することが第一歩です。大切なのは同じ条件で比較することです。データに意味を持たせるために、必ず同じレベルで計りましょう。最上級での好タイムと初級での好タイムを比べても意味がありません。レベルごとの自己ベストを記録しておき、一回一回の対局にこだわりすぎるより、少しずつそれを更新していくことを目指しましょう。MundoSudokuでは、ストップウォッチが自動で動き、サイトがレベルごとの記録を保存してくれるので、自分で管理しなくても常に目安が手元にあります。
世界記録級のタイム(参考までに)
トップクラスの解答者の記録に、落ち込む必要はありません。世界大会に出場するような一流のソルバーは、かなりの難易度の数独をわずか1分ちょっとで解き終えます。これは何千時間もの練習と、ほぼ瞬時のパターン認識の賜物です。これを紹介するのは、あなたと比べるためではなく、むしろその逆です。極限の速さは相当鍛え抜かれたスキルであり、健全な目標は世界記録を破ることではなく、自分自身を少しずつ超えていくことだと思い出してもらうためです。
タイムを縮める方法
もっと速く解けるようになりたいなら、朗報として、実際に効く具体的な近道があります。最も重要なのは、盤面をランダムに眺めるのではなく、体系的に見渡すことと、3ブロックの帯ごとに進めることです。決して当て推量をしないことも大きな助けになります(ミスをすると盤面の半分をやり直すことになるからです)し、メモは本当に迷うマスだけに使うようにしましょう。こうしたコツをすべてまとめたのが、私たちのガイド数独のタイムを縮める10のコツで、この記事の自然な続編になっています。
本当にタイムは重要なのでしょうか?
最後に大切な考え方をひとつ。ストップウォッチはモチベーションのための道具であって、審判ではありません。多くの人にとって数独の魅力は、むしろ急ぐこととは正反対のところにあります。腰を据え、頭を切り替え、時計を気にせずその過程を楽しむことです。自分自身と競うのが楽しいならそれも素敵ですが、ある日ゆっくりと、ひとつひとつの推理を味わいながら解きたい気分になったとしても、その数独の価値が下がるわけではありません。結局のところ、一番良いタイムとは、また次の一問を解きたくなるようなタイムなのです。
